株を買い、「よし、これで憧れの銘柄の株主だ!」と胸を躍らせた瞬間、画面に表示される「約定日」と「受渡日」という見慣れない言葉。
「買ったらすぐ自分の株になるんじゃないの?」と戸惑う必要はありません。
注文が成功した日(約定日)と、実際にお金と株を交換する日(受渡日)には2営業日のズレがあります。
この仕組みを知っておかないと、「配当金がもらえなかった」「口座の残高が足りずに取引できなかった」といった失敗につながりかねません。
この記事を読めば、株の売買にかかる正しいスケジュールが身につき、配当金や株主優待を逃さず手に入れるタイミングを完璧に把握できるようになります。
無駄な失敗を防ぎ、安心して投資の一歩を踏み出しましょう。
【この記事のポイント】
- 「約定日」は取引が成立した日、「受渡日」はお金と株を渡す日
- 受渡日は**約定日を含めて3営業日目(2営業日後)**になる
- 配当金や株主優待をもらうには「権利付き最終日(約定日)」までの購入が必須
1分でわかる!「約定日」と「受渡日」の違い
」、もう一方の皿には「受渡(完了)」の文字が流麗な筆文字で書かれているデザイン-1024x575.jpg)
株式取引の世界では、買い注文を出して売買が成り立った日と、お金や株の引き渡しを行う日にタイムラグが存在します。
仕組みをひと目で理解できるようにまとめました。
【このセクションのポイント】
- 取引成立(約定)と決済(受渡)は別々の日に行われる
- 株の所有権や資金が実際に動くのは受渡日である
| 項目 | 約定日(やくじょうび) | 受渡日(うけわたしび) |
| 意味 | 売買の約束が成り立った日 | 株と現金を引き換える決済の日 |
| 決まること | 株価と購入株数 | 実際の所有権の移動・資金の決済 |
| タイミング | 注文が成立した瞬間 | 約定日を含めて3営業日目(2営業日後) |
| 注文の取り消し | 約定前なら可能 | 絶対に不可 |

株を買うときは『注文が通った日』と『お金が動く日』に2日のズレがあります。
この仕組みを理解しておけば、資金不足で慌てるリスクをゼロに抑えられるよ。

えーっ、買ったらすぐ私の物にならないの!?
じゃあ、注文が通った瞬間に超高級な限定カラーの株主限定グッズとか届くわけじゃないのね。
ちょっとガッカリ!

いや、物は届かないし、所有権が移るのも2日後だよ。
落ち着いてルールを覚えようね。
約定日(やくじょうび)とは?「売買が成立した日」
買い手と売り手の希望条件が一致し、取引の約束が結ばれたタイミングを「約定日」と呼びます。
買い注文を出した時点ではなく、相手が見つかって取引が成立した日を指します。
【このセクションのポイント】
- 売買の契約が成立した瞬間を指す
- 購入価格と株数が確定した後は注文のキャンセルができない
注文が成立したタイミングで確定する2つのこと
注文が約定すると、「いくらで買ったか(株価)」と「何株買ったか(株数)」の2点が完全に固定されます。
以降はどれだけ株価が上下しても、確定した取引内容が変わることはありません。
約定日の後にキャンセルはできない理由
一度成立した契約を一方的に破棄すると、取引相手や市場全体に大きな迷惑がかかります。
約定したボタンを押した後は、内容の変更や取り消しが不可能になる点に注意してください。
▼注文の種類や出し方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。

約定した瞬間に価格が確定するから、指値注文(希望価格を指定する注文)を使って無駄な高値買いを防ぐのが、短期では基本の手法なんだ。

細かい数字を狙って買い逃すなんて勿体ないわ!
私はインスピレーションで一発勝負!
上がる気しかしないから成行で全力買いよーっ!

相変わらず極端だな……(笑)。
でも確かに、数年後・数十年後の成長を狙う『超長期投資』なら話は別。
来年や再来年の未来から見れば、今日の数百円の差は小さな誤差。
NTTみたいな単価の低い銘柄なら指値もやりやすいけど、買い逃すリスクを避けて成行でサクッと買うのも、長期運用なら十分アリな戦略だよ。

ほら見たことかー!
私の直感は大正解ってことね✨

いや、直感だけで全額突っ込むのはやっぱり問題だけどね……?
受渡日(うけわたしび)とは?「株とお金が移動する日」
約定日の後に、実際のお金と株式を交換する決済日を「受渡日」と言います。
買付代金が口座から引き落とされ、株式の権利が正式に自分のものになる重要な日です。
【このセクションのポイント】
- 約定日の2営業日後に決済が行われる
- 土日や祝日の休業日は日数にカウントしない
現在は「T+2(約定日の2営業日後)」が基本ルール
日本の株式市場では、「約定日を含めて3営業日目(=2営業日後)」に受渡を行うルールが採用されています。
これを専門用語で「T+2(ティー・プラス・ツー)」と表現します。
土日祝日を挟む場合の具体的スケジュール例
土曜日・日曜日・祝日は証券取引所がお休みのため、営業日として計算しません。
- 木曜日に約定した場合:
- 木曜日:約定日(1営業日目)
- 金曜日:2営業日目
- 土・日曜日:休業日のためカウント外
- 月曜日:受渡日(3営業日目)
木曜日に買った株の受渡日は、週末を挟んで翌週の月曜日になります。

土日を挟むと受渡まで4日もかかるから、金曜日の夜に急にお金が必要になっても口座から引き出せないんだ。
資金計画は緻密に立てないとね。

えっ、引き出せないならクレジットカードで借りられるだけ借りて、来月の私に任せればいいんじゃない?
他力本願で解決よ!

(他力本願の使い方がおかしい……)
借金して投資するのは絶対にやめてよ……。
株初心者が絶対に押さえておくべき3つの注意点
失敗を防ぐために、取引を行う上で注意したいポイントを3つに絞って解説します。
予備知識として必ず頭に入れておきましょう。
【このセクションのポイント】
- 権利確定日ではなく「権利付き最終日(約定日)」に株を買う必要がある
- 代金の準備タイミングと出金可能日を正しく把握しておく
1. 配当金・株主優待をもらうなら「権利付き最終日(=約定日)」に注意!
配当金や株主優待をもらうには、企業が定める「権利確定日」に株主名簿へ名前が載っていなければなりません。
株主名簿に記載されるのは「受渡日」のタイミングです。
そのため、権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)までに株を買い、約定させておく必要があります。
2. 買付代金は「注文を出す前(または当日)」までに用意する
受渡日にお金が引き落とされる仕組みですが、多くの証券会社では「注文を出す段階」で口座に必要な資金が入っていないと買い注文を受け付けてくれません。
前もって口座にお金を入れておきましょう。
3. 株を売却した代金もすぐには出金できない
手持ちの株を売った場合も、その売却代金が口座から出金可能になるのは2営業日後の「受渡日」です。
急ぎで現金が必要なときは、カレンダーを確認して早めに売却手続きを進めてください。
初心者へのサポート体制が手厚く、株の注文や管理がスムーズに行えるおすすめの証券会社です。
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初心者はサポートの手厚い松井証券を選んでおけば、注文方法で迷ってもすぐ電話で聞けるから一番手堅い選択になるよ。

サポートも良いけど、私は画面のデザインがスタイリッシュなほうがテンション上がるわ!
テンションが上がれば金運も引き寄せられるはず!

金運って……。
まあ、モチベーションが上がるツールを選ぶのも一つの考え方ではあるけどね……。
まとめ:約定日と受渡日をマスターして安心して投資を始めよう

株の取引を安全に進めるためには、「約定日」と「受渡日」のルールを正確に覚えておくことが不可欠です。
【ポイント】
- 約定日は取引が成立して価格が決まる日
- 受渡日は実際に株とお金をやり取りする日(約定日を含めて3営業日目)
- 配当や優待が欲しいときは「権利付き最終日」までに買い注文を成立させる
日数の計算方法と注意点さえ分かっていれば、資金繰りで困ったり配当金を貰い損ねたりするリスクは無くなります。
仕組みをしっかり理解して、賢く株式投資を楽しんでいきましょう!

ルールとスケジュールさえ理解すれば、株取引の失敗はほとんど防げるよ。
着実に資産を増やしていこう。

完璧に理解したわ!
要するに直感で買ったあと、果報は寝て待てばいいのよね!
さあ、ディズニーのホテル予約しなきゃ!

(絶対理解してない……)
まだ株で利益出てないんだから、予約は気が早すぎるよ……!


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